浪川大輔さんは子役からはじまり、現在は数々の作品で声優として活躍する芸歴35年のベテランです。
そんな浪川さんが「鬼滅声優」として紹介されたことで、ファンの間で波紋が広がり、トレンドに入るなど話題になっています。
「鬼滅声優」といわれた事の発端は?
2021年1月4日(月) 23:15~0:15に放送されたテレビ朝日の番組「あらゆる世界の上と下を調査!ピン様×キリ様」にて、浪川大輔さんに密着したパートがありました。
その中で番組では大ヒットアニメ『鬼滅の刃』で主役・竈門炭治郎の刀を打つ刀鍛冶・鋼鐵塚蛍役を浪川さんの代表作として紹介し、「日本一忙しい声優」という事で取材されます。
約40名が所属する声優事務所「ステイラック」の社長で、経営する養成所の講師も務める浪川大輔さんは、養成所の生徒たちに、アドバイスなどの「名言」を発します。
ベテランで人気声優の浪川さんに、養成所生徒の方たちから質問がかけられ、それをご自身の経験などから答えます。
そこは浪川さんの普段の活動や、役作りの考えなどが分かる素晴らしいやりとりなのですが、ファンの間で問題となったのは浪川さんが「名言」を発するたびにアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」が流れるという演出です。
最初の紹介から、番組の中まですべて「鬼滅の刃」を押しているような演出にファンの方は疑問をもって視聴していたようです。
「人気作品だからといって、浪川大輔の代表作のよう鬼滅が上げられるのは無理がある」
「浪川さんほどの複数の代表作があるベテランでも鬼滅声優として扱われるの怖い」
そういった声が次々とツイッターなどのSNSで投稿され、いっきに話題となりました。
番組動画配信はこちら
「あらゆる世界の上と下を調査!ピン様×キリ様」2021年1月4日放送分
※配信期間:2021年1月18日 23:59まで
鬼滅声優という紹介にSNSの反応は?
- 鬼滅声優ってトレンド入ってるからてっきり花江さん、下野紘さん、松岡さんあたりの主要メンバーの事と思ったら、浪川さんで、鬼滅出てたっけ?ってなった
- 鬼滅声優って… 鬼滅が全てって思ってるんだろうな
- 浪川さんを鬼滅声優って紹介するのは間違ってると思う
浪川大輔さんへの番組での明らかな「鬼滅の刃」押しに疑問を持つ声が複数ありました。
一方で、別の意見も多くあります。
- 鬼滅声優って言わないとアニメファン以外は分からないと思うから仕方ないと思う
- 「鬼滅声優」は鬼滅が代表作と言う意味じゃなくて鬼滅にも出てたよ、くらいのニュアンスで捉えてたけど違うのかな
- 鬼滅声優っていう呼び方は次に繋げるちょうどいい導入剤なんだよ
番組内でも、浪川さんの最初の鬼滅の刃の役の紹介前に、過去の出演作品も一部紹介していた場面もあり、番組内ではっきりと「鬼滅声優」という単語が出た訳ではありません。
そういうことから、否定的な意見とは別の感想をもつ方も多くいるようです。
浪川大輔さんの出演作品は?
今回は浪川さんが鬼滅の刃で「鋼鐵塚蛍」役をしていることから話題になった内容ですが、
浪川さんの代表作というべき作品はどれになるのでしょうか?
2011年より井上真樹夫さんからルパン三世の「石川五ェ門」役を受け継いでいます。
また、1989年「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」でのアルフレッド・イズルハ(通称アル)は、子役時代の出演ですが、作品の知名度と共に浪川さんの代表作という声も多くあります。
映画「E.T」での主人公エリオットの吹き替えも、知名度のある作品です。
しかし、芸歴35年という長さでアニメ、洋画の吹き替えなど複数の作品に出演し、視聴者の年代によって浪川さんの役のイメージが異なること、さらに主人公よりも脇を固める役の演技も多い浪川さんですので、一般的な知名度の作品では意外と少ないという声もあり、「代表作が無い」という声まであります。
しかし、現在も人気作品に複数出演している浪川さんですので、「浪川大輔」という知名度は間違いなく大きいです。
まとめ
「鬼滅声優」といわれた事の発端は、1月4日放送の「あらゆる世界の上と下を調査!ピン様×キリ様」での浪川さんの紹介や演出に、アニメ「鬼滅の刃」を端々にからめていた事から、ファンの間で、鬼滅の刃の「鋼鐵塚蛍」役がメイン級の役ではないのに浪川さんの代表作のようにあつかわれた事に疑問が多く集まったことです。
しかし、同番組内ではっきりと「鬼滅声優」という単語で浪川さんを紹介した訳ではなく、冒頭で他の出演作品もごく短い時間ですが紹介されたことから、そこまで目くじらを立てなくてもよいのでは?という声もSNS上で上がっています。
現在も複数のアニメや映画などの出演に加え、事務所を経営するなど忙しい浪川大輔さんですので同番組では「日本一忙しい声優」という紹介のされ方をしていました。
皆さんは浪川大輔さんの代表作はどんなものが思いつくでしょうか?
それではここまでご覧いただきありがとうございました!